


北米環境委員会
スバルグループでは、海外の関係会社の中で特に環境負荷が高い北米の製造関係および販売関係のSIA、SOA、SCI、SRDの4社が「北米環境委員会(NAEC)」を組織しています。この委員会は年2回定期的に開催し、スバルグループ間の活動事例の共有・水平展開を図り、効率的で合理的な環境活動を推進しています。
2011年度は6月、11月に北米環境委員会を開催しました。この委員会では、北米環境委員会各社の活動報告とともに日本の環境委員会の活動報告も行い、グローバルな情報の共有化を進めています。
環境マネジメントシステム構築
北米環境委員会のSIA、SOA、SCI、SRDの各社は2005年までにISO14001環境マネジメントシステムの認証を取得し、2011年度も認証を継続しています。また、SIA、SOA、SRDの3社では、2009年度より統合認証を取得しています。各社は教育、訓練、特定施設の法令順守活動、内部監査など、汚染の未然防止と環境負荷の低減に向けた取り組みを進めています。
SIAは、2012年6月4日(現地時間)に、ISO認証機関であるDEKRAサーティフィケーションより国際規格「ISO50001」認証を取得しました。ISO50001の認証取得は米国内の自動車生産工場として初となるものです。
ISO50001はエネルギーマネジメントシステム(EnMS)における要件を規定し、エネルギー効率改善、コスト削減、エネルギーパフォーマンス向上をはかる管理手法の国際規定として2011年に発行されたものです。SIA の認証取得は、継続的に取り組んできた省エネ活動や、業界をリードしてきた環境活動を示すものとなりました。SIAではこれまでにも、ISO9001品質マネジメントシステム、ISO14001環境マネジメントシステムにおいても、米国内の自動車生産工場として初の認証を取得しています。


SIAの認証授与の様子
(左から)
Tom Easterday (Sr. Vice President),
Pierre Salle (DEKRA Certification, Inc.)
Brent Lank (Energy Management System Administrator),
Jim Edwards (Energy Specialist),
Darring Spragg (Energy Manager),
大河原正喜(President & CEO)
2011年度の実績
地球温暖化防止のため、北米各社さまざまな対策を推し進めてCO₂総量の削減に努めています。2011年度の北米4社のCO₂総排出量は137,293ton-CO₂で、2010年度の140,303ton-CO₂に比べ約2.1%減少しました。
生産量が増加する中、CO₂排出量を削減するため、北米各社では照明器具を電力消費量の少ないものに取り替えるなどのプロジェクトを進めています。
SCIでは、倉庫と技術トレーニングセンターの293本のメタルハロゲンライトをT8 蛍光管型LEDライトに交換し、さらに不要な点灯を防止するため倉庫に188 台のモーションセンサー(動作感知器)を設置しました。これにより1年目から22.5%のエネルギーを節約することができました。
SIAでは、44台の空調設備のモーターを、可変電圧周波数制御(VFD' s)に交換し、CO₂排出量を年間4,638ton-CO₂削減することができました。
■ CO₂排出量の推移
2011年度の実績
2011年度の北米4社の埋立廃棄量は372.0トンとなり、2010年度の340.3トンに比べて約9%増加しました。これは、大幅な操業の増加に伴うものです。
■ 廃棄物埋立量の推移
アースディ2011
北米4社は従業員の意識を高め、エネルギー資源を保護するため、アースディ・アースアワーに参加しています。
2011年4月、SOAの従業員は、地元の公園に古くからあるSaddlerの森でのボランティアに参加し、遊歩道を清掃したり、伸びた雑草を取り除いたり、ゴミや瓦礫集めを行いました。また、SOAの西側に住む従業員は、Bluff湖自然センターでの雑草を取り除くボランティアに参加しました。


