

株主の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
去る11月2日に、2010年3月期第2四半期決算を発表させていただきました。第2四半期(累積)業績は、売上高6,356億円、営業損失114億円、経常損失118億円、純損失217億円となりました。
第2四半期の3ヶ月間(7〜9月)では、営業利益82億円、経常利益76億円と、昨年度の第2四半期以来となる黒字転換を果たすことが出来ました。これは、期初に計画をしていたよりも、米国、カナダ、中国を中心にスバル車の販売が大きく伸長した事、従業員、関係会社等、グループが一丸となり、徹底したコスト削減に努めた事によるものです。
| 2009年3月期 上期実績 |
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|---|---|---|---|---|
| 第1四半期実績 | 第2四半期実績 | 2010年3月期 上期実績 |
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| 売上高 | 7,442 | 2,713 | 3,642 | 6,356 |
| 営業利益/損失 | 183 | ▲197 | 82 | ▲114 |
| 経常利益/損失 | 182 | ▲195 | 76 | ▲118 |
| 当期純利益/損失 | 44 | ▲193 | ▲24 | ▲217 |
| 完成車販売台数 | 282.4千台 | 100.2千台 | 142.6千台 | 242.7千台 |
| 単独為替レート | 105円/USドル | 98円/USドル | 95円/USドル | 96円/USドル |
米国などでの販売好調の理由は、お客様第一を機軸とした中期経営計画で掲げた、「スバルらしさの追求」や、「グローバル視点の販売」が順調に進捗し、環境、安全に配慮した商品造りが、お客様からの高い評価に繋がっているからだと考えております。
引き続き、北米、中国などでの販売好調が続いているため、この下期からは、群馬県にある矢島工場、米国生産子会社のSIAともに稼働をフルに上げて、生産に取り組んでおります。
この販売の勢いを鑑みて、通年の見通しにつきましては、売上高1兆3千600億円、営業利益10億円、経常損失50億円、当期純損失250億円と、修正をします。販売台数計画につきましても、当初の50万7千9百台から3万7千6百台の上乗せをして、54万5千5百台にいたします。これまで推進してきた、中期経営計画の「スバルらしさの追求」、「グローバル視点の販売」の方向性が間違っていないという確信のもと、これを一層加速させるとともに、更にコスト削減を徹底して参ります。
| 2009年3月期 実績 |
2010年3月期 期初計画(1) |
2010年3月期 今回計画(2) |
差異 (2) – (1) |
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|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14,458 | 13,200 | 13,600 | +400 |
| 営業利益/損失 | ▲58 | ▲350 | 10 | +360 |
| 経常利益/損失 | ▲46 | ▲400 | ▲50 | +350 |
| 当期純利益/損失 | ▲699 | ▲550 | ▲250 | +300 |
| 完成車販売台数 | 555.3千台 | 507.9千台 | 545.5千台 | +37.6千台 |
| 単独為替レート | 102円/USドル | 95円/USドル | 92円/USドル | ▲3円/USドル |
一方で、来期以降に向けての設備投資も怠ってはいません。来年度導入予定の新型パワートレインの製造に向けて、群馬県にある大泉工場の隣接地に、新工場を建設いたします。新型パワートレインは、環境性能と動力性能を高次元でバランスさせると同時に、コスト競争力を強化する事を目指しております。また、2012年には、ハイブリッド車を市場に導入する事を目指しております。
この1年間、非常に厳しい経営環境のもと、中期経営計画の目標数字は保留とさせて頂き、昨年度下半期、今年度上半期は配当も見送らせて頂いておりますが、中期経営計画で掲げた方向性に向かって、お客様第一を徹底しつつ、“存在感と魅力ある企業”になる為に引き続き努力をして参ります。
まず、今年度の営業利益黒字化へ向けての体質の強化と、将来への投資を両立するべく、この下期は率先して拡販とコスト削減、構造改革に取り組んで参ります。ぜひ、皆様のご理解を賜りますよう、変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2009年11月
代表取締役社長
森 郁夫