

2007年2月28日
当社では、このたび、2007年度から2010年度までの4年間を対象とした新中期経営計画を策定した。
新中期経営計画では、これまでどおり「存在感と魅力ある企業」を長期ヴィジョンに掲げながら、将来の発展に向けた基盤強化に重点をおき、「すべてはお客様のために」をキーワードとして、堅実な企業価値向上を目指すものである。
なお、本計画では、「お客様第一」を基軸に以下の5項目を重点課題として実行に取り組んでいく。
- 1.スバルらしさの追求
- 2.グローバル視点の販売
- 3.品質・コスト競争力の強化
- 4.トヨタ提携効果の拡大
- 5.人材育成と組織力の強化
同社の中核の製品であるスバル車については、スバルならではの、乗っているお客様全員が気持ちよく安心を感じる走りとともに、業界トップレベルの環境性能の実現を目標に技術開発を集中させ、「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」を高次元で実現することを目指していく。
また、経営資源の配分としては、日本市場を固めながらも、より販売拡大を狙える北米を始めとする海外部門にシフトし、将来の成長戦略につながるよう努めていく。
定量的な目標値としては、2010年度に富士重工業出荷台数683千台の実現、連結業績で営業利益率5%レベル、ROA7%レベルの達成を目指す。
新中期経営計画説明資料 [388KB]

| 目標値 (2010年度連結) |
| 営業利益 |
800億円 |
| 営業利益率 |
5%レベル |
| ROA |
7%レベル |
| 想定レート |
¥110/$ |
| 市場別出荷台数 (2010年度) |
| 国内計 |
23.6万台 |
| 米国 |
23.6万台 |
| 欧州他 |
21.2万台 |
| 海外計 |
44.8万台 |
| 総合計 |
68.3万台 |
※出荷台数は当社単独の完成車出荷台数と海外生産用部品出荷の合算

1.スバルらしさの追求
快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合
2.グローバル視点の販売
【最重点市場:米国】
- 製販一元管理による収益力と機動性の向上
- ロサンゼルスのSOAサテライトオフィス設立により販売強化地域における市場要望収集力向上
- 米国生産のお客様要望即応力強化のための柔軟な生産計画による供給と市場の整合性の向上
- 販売網強化(2010年に全米625店舗体制構築)
【欧州・豪州・その他】
- ディーゼル、コンパクトカー投入によるCO2排出量低減対応と拡販
- スバルヨーロッパ機能拡大による販売関与強化および物流体制強化
- ブランド戦略の一層強化によるさらなる拡販とブランドバリューの向上
- 新興市場(ロシア・東欧・北欧・中国など)での販売網強化による拡販
- 海外地区担当者制の確立によるサービス体制強化
- 生産拠点展開の検討
【日本】
- 登録車商品の販売強化による収益改善
- 東京、大阪を中心とした大都市拠点体制の充実
- 接客対応品質向上のためのスタッフ増員
3.品質・コスト競争力の強化
- 原価低減活動「TSR−VC」の開始
- 変種変量短生産、自工程保証、技能伝承による製造力の向上
- ミッションの明確化によるグループ企業の競争力向上
4.トヨタ提携効果の拡大
- SIAでのカムリ生産立上り(2007年春)
- 欧州向けコンパクトカーOEM契約合意
- 開発受託および共同開発の検討
5.人材育成と組織力の強化
- お客様第一の浸透:CCE(Customer, Company, Employee)活動の展開
- 組織改編:グローバルマーケティング本部の新設、海外営業部門強化のための二本部体制
- 責任体制の明確化によるマネージメント強化
- グループ全体の人事・教育体系の充実
その他
【3カンパニー】
- 航空宇宙:防衛への貢献、旅客機需要の伸張に対応、次世代事業による飛躍の検討
- 産業機器:海外委託生産を含むグローバル生産推進、顧客ニーズに合った新商品の開発
- エコテクノロジー:提携活用による環境車両の収益化、大型風力発電の事業化
【財務戦略】
- グローバル化に対応する設備投資と商品力強化のための投資を優先
- 総資産を増やさずに機動的な配分を実行
- 2008年3月期までに連結有利子負債2割削減(2005年3月末比)
【株主還元】
- 2010年までは安定配当の維持
- 金庫株(8.4%)は当面保持

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