
富士重工業が作っているのはクルマだけではありません。スバルブランドの自動車以外にも、「航空宇宙」「産業機器」の2つの事業を手がけています。これら異なる事業分野が技術融合を果たし、相乗効果をもたらしています。
富士重工の中核をなす事業が、スバルブランドの自動車部門です。
富士重工は、1958年に「スバル360」の発売で自動車メーカーとしてスタートを切りました。モノコック構造や樹脂部品の採用など、航空機づくりのアイデアをふんだんに採り入れたスバル360は消費者の圧倒的支持を得て、日本における自家用車普及に大いに貢献しました。
以来半世紀にわたり、スバルは日本の自動車産業の発展に寄与する個性的なクルマを次々と世に送り出してきたのです。

スバルのクルマづくりに一貫する理念は「走る愉しさ」。
スバルに乗る全ての人々に快適で愉しい走りを約束するために、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDなどの独自技術が生み出されてきました。
もっともっと「走る愉しさ」を感じてもらうために、富士重工は今日もさらなる開発を続けています。
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富士重工の原点は、1917年に創設された「中島飛行機」。以来、航空機づくりの技術とスピリットを受け継いで、多種多様な航空機の開発・生産に携わってきました。航空機構造体の開発製造技術や、無人機分野でのIT技術、飛行制御技術を融合した高度システムインテグレーション技術など、日本の航空宇宙産業をリードし続け、様々なカテゴリーナンバーワン技術を確立しています。1973年からはボーイング社の大型旅客機生産に参画し、ボーイング767、777などを共同開発・生産してきました。新型中型機787でも、777同様、左右の主翼と胴体をつなぐ重要な部位である中央翼を担当、世界の787プログラムの先陣を切って製造を開始しています。得意分野である無人機では、防衛庁向けに無人ヘリコプターを使用した遠隔操縦観測システム「FFOS」を開発、2003年から量産を開始しました。また、航法にGPS(Global Positioning System:汎地球測位システム)を使用した固定翼小型機の完全自動離着陸装置(FABOT)を開発し、飛行実験に成功。その技術力を実証しています。
小型機、ヘリコプター、無人機、各種飛行機の分担生産など

産業機器カンパニーでは、「ロビン」や「スバル」ブランドの汎用エンジンと、そのエンジンを搭載した商品を開発・生産・販売しています。
汎用エンジンは、お客様のニーズに応えるべく、 2,000種以上の豊富なラインアップをご用意。建設機械や農業機械をはじめ、レジャー機器、発動発電機など、社会基盤の構築から個人の趣味の領域まで、世界中、様々な用途で活躍しています。機器の中に組み込まれてしまうため、表立って目立つことはありませんが、輸出先は90カ国以上に及び、汎用エンジン分野におけるシェアは、国内ではトップクラス、世界でも第4位を占めています。
汎用エンジン、発電機、エンジンポンプなど