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お客様のご指摘や過去の知見を元に、同じ市場指摘はもちろん類似指摘が次期開発車で発生しないよう商品の企画段階から設計、製造、発売前までのすべての段階で品質の確認を行うのが、私たち品質企画部の役割。たとえば、「ドアの角に尖った部分があって怖い」というお客様の声があったとしたら、どうすれば角が出ないようにできるかを考え、様々な部門に働きかけて実現していく仕事です。商品企画にも、設計にも、製造にも、それぞれ技術的・コスト的制約もあれば、譲れないこだわりもあります。けれども、どの部門もお客様に満足していただきたいという気持ちは同じです。その気持ちがひとつになり、どういう方法が考えられるか、どうすれば対応できるか、みんなで知恵を出し合っているとき、そして実際に改善につながるまでのすべてにかかわれることにやりがいを感じます。かかわる工程も幅広いですが、パワートレインも、外装も内装も、すべてが担当範囲。クルマ一台すべてにかかわることができる。こんな仕事もなかなかないと思います。
入社4年目、はじめてアメリカ出張に行きました。目的は、米国でのSUBARUの販売を手掛けるSubaru of Americaの品質管理責任者と一緒に、初期に生産した車の品質をチェックすること。船で2週間かけて太平洋を渡っていくクルマは、激しい温度変化にさらされます。その間に品質変化が起きていないかが主なチェックポイント。厳しい耐久試験をクリアし、日本でも十分に品質確認を行ったあとでしたが、米国のお客様の代表である販売会社の方とはじめて直接向き合うという緊張感は相当なものでした。結果は良好。「改善してほしいと伝えていたことが、しっかり反映されている。ありがとう」という言葉を聞いて、頑張ってよかったと素直に嬉しくなりました。ただ、もっと印象的だったのは、想像していた以上に高い期待を持って、細かく確認されるということです。私たちにとっては何台もチェックしている中の一台でも、お客様にとっては目の前の一台がすべて。小さな不満をきっかけにお客様が離れて行ってしまう可能性もあるということを忘れずに、100%満足していただけるクルマを品質面から実現していきたいです。








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