タフな社員 【スバル自動車部門】

世界に広く目を向け、より戦略的な部品調達の枠組みをつくっていきたい。

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モノづくりの現場にいることを実感できる。

現行レガシィが開発段階だった2008年、私は、1社に発注していたある部品の調達先を2社に増やすことを検討していました。部品の新規導入にあたっては、現行品と同等の強度性能を持っていることが証明できなければいけません。そのため、事前に強度試験を行い、これならば問題ないという自信を持って開発チームに提案しました。しかし、答えはノー。該当の部品は衝突安全性能に非常に大きく影響するものであり、部品単体の試験ではなく車両に組み込んだ上で衝突試験を行わなければ使用は認められないという回答でした。しかも衝突実験は現行部品ですでに終了し、再試験は日程的にも難しいとのこと。しかし、コスト低減と安定供給を考えた場合、調達先の拡大は譲れないことでした。なんとか衝突試験を行える方法はないか。実験チームや試行車両の製造現場と交渉を重ね、わずかな可能性を追求しました。結果、多くの人の協力を得て衝突実験が実施され、調達先の拡大も実現。苦労は大きかったですが、安全性能に対する富士重工業のこだわりの強さと、その一員としてモノづくりに携わっている実感を得られた貴重な経験になりました。

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技術動向から政治情勢まで幅広い視野が必要。

購買とは、「いかに安く仕入れるか」だけを追求する仕事ではありません。「いいものを」「安定的に」という視点も欠かせない要素です。そのためには、サプライヤーとの情報交換で先端技術や業界動向を把握したり、新聞やニュースで世界の経済状況や政治情勢に常にアンテナを張っておくことが大切。様々な角度から状況を見極め、戦略的に調達の枠組みを構築していけるところに面白さを感じています。円高にどう対応するか、災害で部品メーカーの工場がストップしたらどうするか、また、そうなる前にできることはないか。世界に目を向ければ、未開拓メーカーの開拓などできることはたくさんあります。若手でも信念を持って意見すれば、耳を傾け取り入れてくれることが、当社のいいところ。常に自分の意思を持って、解りやすく魅力的に伝える力を磨き、新しい取り組みをひとつずつ確実に実現していきたいと思います。