ゼネラル モーターズ コーポレーション(General Motors Corporation)
との業務提携解消のお知らせ

当社は、米国のゼネラル モーターズ コーポレーション（以下ＧＭ）と平成１１年１２月１０日に開始した業務提携に関する戦略的提携を、本日平成１７年１０月５日付けで解消することに合意しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

記

１．業務提携解消の理由

当社と米国ＧＭは平成１１年１２月１０日に、両社が経営の自主性を尊重しながら互いにメリットを享受し、着実な発展とさらなる成長を遂げるために、資本関係を含む包括提携に合意し、ＧＭは翌平成１２年４月に富士重工業の株式を約２０％取得、筆頭株主となり、両社は協業によるシナジー効果を追求してきました。
これまでの約６年の間、共同購買やＯＥＭ、技術交流などさまざまな実績をあげてきましたが、今後のさらなる成果が見出し難いことから、包括的な提携関係および資本関係の解消を決めました。

２．業務提携解消の内容

業務提携解消にともない、現在継続中のＧＭとの協業プロジェクトの処置については、個々の案件ごとに、今後両社で協議を行って参ります。そのうち、昨年発表し開発検討を進めていたＳａａｂ Ａｕｔｏｍｏｂｉｌｅ ＡＢ社とのクロスオーバー車の共同開発案件に関しては、開発を中止することで基本合意しました。
またＧＭはカナダの子会社ゼネラル モーターズ オブ カナダ リミテッドを通じて当社の普通株式１５７、２６２、９２５株、発行済み株式数の２０．１％を保有していますが、売却をして資本提携の解消を行なう予定です。

３．業務提携解消先の概要

４．業績に与える影響

共同開発案件の一部については、開発を中止することで特別損失５０億円を今年度に計上をする予定です。