2014年10月31日

富士重工業 2015年3月期 第2四半期連結業績の概要

<2015年3月期 第2四半期累計期間業績:連結売上高>

スバル車の国内販売は、消費税増税の影響が長引き、軽自動車、登録車ともに前年を下回り、前年同期比18.1%減の72千台となりました。一方、海外販売はフォレスターが引き続き好調であったことに加え、新型WRXや全世界に先駆けて北米で導入した新型レガシィが好調に推移し、海外合計では同17.9%増の360千台となりました。その結果、全世界合計の販売台数は同9.9%増の432千台となりました。
連結売上高は、販売台数の増加や為替変動等により、同16.4%増の1兆3,102億円となりました。

<2015年3月期 第2四半期累計期間業績:連結損益>

連結損益は、諸経費等ならびに試験研究費の増加を、販売台数の増加や為替変動、原価低減の進捗等によりカバーし、営業利益が前年同期比23.2%増となる1,857億円、経常利益は同20.3%増の1,760億円、当期純利益は同13.2%増の1,130億円となりました。
なお、全世界販売台数、海外販売台数、連結売上高、各利益段階のいずれも第2四半期累計期間として過去最高*1となりました。

<2015年3月期 通期連結業績見通し>

通期連結業績見通しについては、連結売上高2兆7,800億円、営業利益3,820億円、経常利益3,700億円、当期純利益2,410億円に上方修正します。前回計画に対し、持続的成長の源となる商品競争力強化のための試験研究費増額や、国内を中心とした販売台数減を織り込むものの、想定為替レートを見直すと共に、諸経費等の圧縮、原価低減のさらなる進捗等にてカバーする計画とします。
全世界販売台数、海外販売台数、連結売上高、各利益段階のいずれも過去最高*2となる見通しです。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥104/US$、¥137/EUROです。

また、第2四半期累計期間業績ならびに通期連結業績見通しを踏まえ、第2四半期末及び期末の1株当たりの配当を前回計画からそれぞれ3円増配の31円とします。この結果、1株当たりの年間配当金は、6円増配の62円となる予定です。

※前回計画(2014年7月31日)通期連結業績見通し

売上高2兆7,200億円、営業利益3,400億円、経常利益3,300億円、当期純利益2,150億円、
想定為替レート¥100/US$、¥135/EURO

*1:中間連結決算の開示を始めた2001年3月期以降の過去最高
*2:通期連結決算の開示を始めた1986年3月期以降の過去最高

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。