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シンメトリカルAWD [Symmetrical AWD]
水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンによって「クルマとしての優れた素性」を具現化する
 スバルのクルマの最も特徴的な技術といえるのが、水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンによってもたらされるシンメトリカルAWD(Symmetrical AWD)です。ちなみにシンメトリカルとは「対称の」、AWDとは「全輪駆動(All Wheel Driving)」という意味です。
 スバルは1972年に、雪道や悪路での走行安全を可能とする乗用車タイプの四輪駆動車を世界に先駆けて発売。その後、スバルはこの四輪駆動乗用車をさらに高性能で、操縦性の優れたクルマとして開発を進め、呼び名もシンメトリカルAWDと定めました。
 AWDと水平対向エンジン、それぞれによって得られるアドバンテージ。それらを組み合わせたこのパワートレーンによってもたらされる「クルマとしての優れた素性」は、スバル車が「走りのスバル」として語られる所以でもあり、数ある自動車メーカーの中でもスバルだけが持ち得る、世界に誇るべきテクノロジーといえます。
AWD[All Wheel Driving] あらゆる天候、路面状況で安定した走行性能を実現する
 All Wheel Driving(=全輪駆動)の略で、一般的には4WDと呼ばれています。クルマの駆動方式は全部で3種類あります。前輪駆動と後輪駆動、そして4つの車輪を全て駆動させる四輪駆動。それらの中でも、4つのタイヤによって駆動力を地面へと伝える四輪駆動はあらゆる天候、路面状況において、安定した走行性能を約束する駆動方式なのです。
AWD技術をベースにしたテクノロジー

VTD-AWD[不等&可変トルク配分電子制御AWD]
 VTDとはVariable Torque Distributionの略で、より回頭性を向上させ、積極的なスポーツドライビングに応えるAT車専用のAWDシステムです。前後のタイヤに対する基本的なトルク配分を前輪45:後輪55に不等配分。この後輪重視のトルク配分により、スムーズで軽快なハンドリングを実現します。さらに電子制御により、路面状況によりトルク配分を最適化することで、あらゆる路面状況下においてスポーティな走りの愉しさと優れた安定性を同時に実現します。

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VDC[Vehicle Dynamics Control]
 クルマの横滑りやスピンの低減を目指し、上記の「VTD-AWD」と組み合わされる車両制御システム。ドライバーが「どのような走りをしようとしているのか」をセンサーが読みとり、常に理想的な走行状態をイメージ。同時に現実の走行状態(車両の挙動)のチェックと修正を行います。コントロールの限界付近では、前後輪のトルク配分の最適化、ブレーキによる左右輪のトルク配分の制御、そしてエンジンの出力制御までを瞬時に行い、横滑りなど不安な挙動を抑えて、ドライバーの求めるスポーティな走りに、より高い安全性を付加します。

もっと知りたい方へ スバル・ニューテクノロジー
水平対向エンジン[BOXER] 低重心性と優れた回転バランスを両立。BOXERにはスバルのDNAが宿っている。
 エンジンはシリンダー内で燃料を爆発させて生じるピストンの直線運動をクランクとギアによって回転運動へと変換させ動力としています。そのシリンダーの並び方によってエンジンの種類を大別することができます。現在、多くのクルマに採用されているエンジン形式はシリンダーが真っ直ぐ並ぶ「直列型」とV字型に並ぶ「V型」であり、スバルが採用する水平対向エンジンは非常に少数派で、自動車用として量産しているのは全世界的にもスバルとポルシェ社(独)のみとなっています。
 水平対向エンジンは、クランクシャフトを中心に、シリンダーが左右対称、180度に配置されています。そのピストンの動きがボクシングの選手が繰り出すパンチの様に見えることから「ボクサー(BOXER)」とも呼ばれています。
 水平対向エンジンには数々の優れた特性があります。まず左右対称、水平に配列されたピストンがお互いの振動を打ち消し合う事で、直列型やV型に比べ、振動を低く抑えることができること。とりわけ、水平対向6気筒エンジンは理論上「振動ゼロ」になることから「究極のエンジン」とも言われています。
 さらに全長、全高がコンパクトに抑えられので、重心を低い位置に設定する事が可能になります。走行中、カーブなど荷重が大きく移動する際、重心は低ければ低いほど、安定性が高まります。つまりこの水平対向エンジンは「スバルの走り」にとって欠くことができない、重要なテクノロジーなのです。
もっと知りたい方へ Symmetrical AWDの真実
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